H28年度第66回税理士試験消費税法 本試験実況中継
今回も実況中継書きました。
殴り書きでお見苦しいかと思いますが、ご了承ください。
(試験直後)
(過年度の実況中継)
予報通り暑かった・・
14:50頃会場である東京外国大学@府中に到着。建物内で待てたため暑さからは回避できました。よかったー(^_^.)
受験会場は30人くらいの会場でした。
15:20 解答用紙・問題配布
理論は問一が(1)(2)、問二が(1)~(6)で取引区分とその理由の記入欄。
問一が個別理論で問二が事例問題か、、事例は6問は問題数多いな。。
計算は1問で原則課税。ただ納税義務の判定前に前期の中間納付税額欄が!これは初。それ以外は調整対象固定資産の欄があるくらいで他は通常と変わらない解答用紙。
15:30 試験開始
理論へ
問1個別理論の問題を確認。
(1)相続があった場合の納税義務の免除の特例のべた書き。
うわあ、納税義務のべた書きか、、結構盲点だよな、特に相続に至っては。
一応理論マスター直近の数日間で1週回しておいてよかった(ただ課税の対象とか仕入れ税額控除ほど精度の高い暗記ではないけど・・)
(2)役務の提供の内外判定を区分ごとに述べるべた書き。
これは国境を越えた役務の提供の改正を意識しての出題だな・・
個別理論は、国境を越えた役務の提供の改正がらみでその改正理由と改正内容をピンポイントでがっちり問うと踏んでただけに、相続~は想定外でした。
解答要求事項と柱を確認し、問題用紙に柱をメモ書きし、
続いて問2 事例理論へ
(1)~(6)で消費税の適用関係を選択欄から選択し、かつ理由を述べる。
主に役務の提供がらみの出題でした。
消費者向け電気通信利用役務の提供と輸出物品販売場からも1問ずつ出題。
問題数は多かったですが、「適用関係を選択欄から選択する」という問題の場合、計算上の取扱いについては述べる必要はない、とTACの大宮講師も述べていたので、
文章は理由を箇条書きのみ。1文で済む問題もありました。文章の少なさに多少不安にもなりますが、余計なことまで書く時間は当然ないことなど承知なので、さくっと進める。6問を解き、ここまでで20分経過。
15:50 計算へ
原則課税で、前期新設合併により設立され、当期吸収合併した法人というなんともややこしいケース(@_@;)
その納税義務判定、やってないよー、ワカラン・・
とりあえず納税義務判定は無視し、他の部分を解き進める。
課非判定は、判断に迷うのもそれなりにありました。
ああ、そこもう少しきちんとつめておけばよかった、と思うこともあり。
中間申告は当期と前期分。
前期は新設合併後の中間申告、当期は吸収合併があった課税期間の中間申告という特殊ケース。対象期間の月数に気を付けて入念に。
前者はテキスト何回か見た気がするけど、、自信が無い。
多分あってるはず、、ここはあわせたい・・!
調整対象固定資産も判定対象となる資産を落とさぬよう。
調整不要理由も慎重に記載しました。
今回は被合併法人が3社もあるため、どの法人が何の事業をやっているのか把握しておかないとどの資産がどの法人から引き継いだものか、またその法人が課税or免税期間中の仕入れのものなのかも把握する必要があるという非常に高度な問題で、つらつらと問題を解き進めてもダメで、その前提を理解する必要がありました。
そこが本試験の緊張のなかだと頭がなかなか回らず、きついところでした。
なんとか解ききり、納税義務判定もとりあえず解答。
16:50 理論へ戻る
理論 問1 相続があった場合の納税義務の免除の特例をべた書き。
条文の「課税資産の譲渡等及び特定課税仕入れについては、納税義務は免除されない。 」
と、
3留意点
上記の「課税資産の譲渡等」から「特定資産の譲渡等」を除く。
これはきちんと抑えて書きました。
改正部分のそここそが出来てないとOUTになりそうなので慎重に。
(2)役務の提供の内外判定を区分ごとに述べるべた書き。
もちろん、電気通信利用役務の提供の内外判定も入れる。
ひたすら書きまくる。
17:15 記述終了
めずらしく、、時間が余った!!(というか初めて)
理論は解答要求事項に取りこぼしがないか再三確認。
その後は計算に戻り、
不安点を見直しつつ、計算を一通り解く。
17:30 終了!!!
あとは待つばかり。
自己採点は、、当面はしません(小心なもので(^_^;))
感想としては、
計算の納税義務判定が煩雑だったものの、全体的にはオーソドックスな問題でした。
これまでのなかでは一番できたと思います。
ただそれは皆同じはずで、平均点は高いと想定されます。
理論はできてて当たり前で、計算でいかに失点を抑えられたかで決まるのでしょう。
計算・・不安な部分、合っててくれい(>_<)
これで本当に税理士試験完了にしたいです・・
以上、稚拙ながら本番の感想でした。